恋愛をする前にまずは自分の居場所探しから始めよう
あなたは「自分」というものがありますか?
とある人からこう聞かれたら何のことかと思うだろう
では違う質問をしてみる
あなたは「自分はどういう人間か」というのを説明できますか?
そしたら僕はこう言うだろう
「僕は東京出身で今は機械メーカーで営業マンとして働いていて・・・・」
そしてこう聞かれるのだ
「血液型とか職業とか出身地とかではなく、それ以外の言葉で「自分とはどういう人間か」というのを説明できますか?」と・・・
中々難しい・・・
そして頭の中から思いつくものを寄せ集めて言う
「・・・・・・・しゅ・・・趣味は野球で・・・・あ、あと読書とかも好きで・・・・」
質問はさらにつづく
「では読書のどんなところが好きですか?どんな本が好きですか?最近読んだ本で一番気に入った本は何ですか?そのあらすじは説明できますか?」
どんどんと内面を掘り下げていかなければならない
そしてとうとう言葉に詰まってしまう
「ぼ・・・僕が読書が好きなのは・・・・」
「自分とはどういう人間か?」
これをすぐに答えられる人間は果たしてどれくらいいるのだろうか?
少なくとも僕にはちょっと今は難しい・・・
なぜなら自分の内面を掘り下げていくということを普段あまりしたことが無いからだと思う
前エントリーで紹介した「すべてはモテるためである」の中で
僕は自分自身が「臆病者」だと知った。
そして臆病者はまずモテないと説く筆者
そしてそんな臆病者がモテるためには当たり前ながら適度な自信を持つことが大切だと説く筆者がこう解説するのだ
仕事の職種だとか収入額とかじゃなくて「あなたはどんなが好きなのか」ってことこそが、「あなたとは何者か」ということです。
そして話はこう続いていく
「何が好きかを自分でわかっているか?」ということは、大げさに言うと「あなたにはちゃんと自分で選んだ【自分の居場所】があるか」ってことです。
「心のふるさと」みたいなとこがあるか?ってことです。
そこに帰れば、とりあえず臆病にならなくてすむ、心のふるさとです。
それがあるってことは「しっかりと自分をもっている」ってことです。
そしてそういう人間がモテやすいということです。
「あなたの居場所」というのは、チンケな同類がうじゃうじゃ群れているところじゃなくて、「あなたが一人きりでいても寂しくない場所」ってことです。
自分の人生の一部にちゃんとハマってください。本気でハマらなきゃだめです。
「あの人輝いているね」などという恥ずかしい言葉もありますが、
ようするに「あなたの輝いているところはどこですか」という言葉だと考えてもらってよいでしょう。
輝くのなんて、あなたの一部分でいい。ないんだったらそういう部分を作りましょう。
今からなにかにハマりましょう。
この「居場所」の話、すごく当たり前のことが書いてあるんだけど、凄く印象に残りました。
例えば誰かと話していても、自分の居場所、すなわち自分には夢中になれる何かがあって、それがどうして好きなのか?それを語れる人と話をするのは楽しい。
そういう人は輝いて見えて、本当に魅力的に映る。
僕はそういう人が好きだ。
自分の居場所があるってことは、自分が輝ける何かを持っているということなのだろう。
そして冒頭のように、自分が何が好きで、なぜ好きかというのを自分に問う作業は
自分の内面と向き合う作業だ
自分と向き合い、自分とはどういう人間なのかというのを見つめていく作業
面白くもあり、少し怖い気もする。
でもこうして自分と向き合っていくことこそが、自分を変えるために必要なことなんだろう
モテるためには自分を知ること
そう学んだ僕がこれからやるべきことは自分自身の好きなことを見つけていくこと
そしてそれをどんどんどんどん掘り下げていくこと
掘り下げていく中で、自分を知っていく中で、自分が輝ける何かを手に入れることができるのかもしれない。