ゼロ秒思考のメモ書きを挫折してしまった人へ
先日のエントリーで紹介したゼロ秒思考トレーニング
douteisotsugyou.hatenablog.com
「A4一枚にテーマを決め、自分の考えや気持ちを箇条書きで一分以内に書きなぐる」といういたってシンプルなものだが思考を加速化し、問題解決能力をアップするのに大変役立つので紹介させてもらいました!
そしておかげ様で反響も大きく一日のブログアクセスがなんと40倍に膨れ上がってしまった!!!
本当にびっくり!!!ネットの世界恐るべし。。。
そして何となんと著者の赤羽さんにもツイッター上で紹介いただき本当に嬉しい限りです!
この記事を読んでいただくと、A4メモ継続に少し役立つかも知れません。 https://t.co/r4YfBzHxES pic.twitter.com/3lB7WcfAh6
— 赤羽雄二 (@YujiAkaba) 2015, 11月 4
嬉しさのあまり、他にもゼロ秒思考を実践いている人を見つけるべくネット上を徘徊してみた
しかし、このゼロ秒思考のメモ書きトレーニング
ネットを見ると結構挫折している人も多い模様・・・
こんなに良いトレーニングなのにもったいない・・・
でも、挫折してしまう人の気持ちも少しわかる気がするのだ
そう・・・実は僕にも挫折した過去があるのだ
約一年前、このトレーニングを初めて開始したときのことだ
ゼロ秒思考に感銘を受け、早速会社のコピー機横の裏紙を何枚か拝借し、自分のデスクで思いを書き連ねてみた
1枚、2枚、3枚と書いていくうちに中々一分間というのは短くて難しいなと感じたのを覚えている
その日は裏紙を何枚か持ち帰り、電車の中や家でトライしてみた
しかし、日が経つにつれ段々と書かなくなっていく自分がいた
その理由は・・・
①そもそもメモ書きをする習慣が無い
→中々普段メモ書きを行わない人が、いきなり何枚もメモ書きを行うというのは結構ハードルが高かった。メモとペンを用意して取り出すという行為すらも面倒くさく感じてしまうことがあった
②A4のコピー用紙をいつでも持ち歩いているわけではない
→ゼロ秒思考は基本的に思い立ったときにメモ書きを行うのが一番なのだが、その時にかならず紙とペンを持っているとは限らないのだ。パっと書きたいテーマが浮かんでもその場でA4紙を持っておらず、後で書こうと思っているうちに忘れてしまうということもあった
③メモ書きを行う場所が限られる
→理想は電車内、会社内、起床時、就寝前、トイレの中などいつでも思考を巡らせたいときにメモ書きを行うのが理想なのだが、現実は厳しい。
例えば会社の中だと同僚の視線もあって見られたら嫌だなと思ってしまったりもするし、電車の中だと揺れて中々書きづらかったりもするからだ。
④保管する場所に困る
→書いた紙が定期的に見返すため、保管する必要があるのだが、一日10枚を何日も続けていくと結構膨大な量になる
また、通勤かばんの中に10枚近いコピー用紙を入れるのも結構かさばるものだ
以上がその当時挫折してしまった理由だ
今振り返るとただ単に僕の根性が無かっただけ・・・・(笑)
本当にそれだけなのだが・・・
ただ、誰しも新しいことを始めるときは三日坊主になりがちなものである
行動が習慣になるまではそれなりの日数を要するし、その期間になるべく挫折しないように工夫するのも大事である
上記の問題点を解決するため、
①なるべく準備する時間を短縮できて、
②電車の中やトイレの中、起床後にも気軽にできて、
③いつでも持ち運べるようなコンパクトなモノで代用出来る
この3点を実現するにはどうすれば良いかと考えた
そして僕が実際に実践していたのが
Evernote×ゼロ秒思考
この組み合わせだ!!!
Evernoteとは・・・・・
ノートを取るように情報を蓄積するソフトウェアないしウェブサービスである。パソコンやスマートフォン向けの個人用ドキュメント管理システムとも言える。開発・提供の会社はEvernote Corporationである。
ウェブサイトを通じて登録し、アカウントを設定すれば、誰でも無料で利用できるようになり(有料のプレミアム版もあり)、同社が提供するサーバ上にテキスト・画像・PDF などのデジタルデータを保存することができる。各自が設定した「ノートブック」と称するサブジェクトごとにデータを保存、記録したものは全て自動的にインデックスが作られ検索可能となる。任意のタグを付けたり、別のノートブックに整理することもできる。
このノート機能を利用しメモ書きならぬメモ入力を実行していく
タイトルも入力できるし、その下に箇条書きで考えを入力することができる
そして保存ボタンを押せば自動的にノートが保存され、タイトルが見出しとして表示される
準備作業はスマホの画面からアイコンをクリックするだけと非常にスピーディー
携帯なら常に持ち運び可能だし、場所も選ばず電車の中でもやりやすいし、周りの目を気にすることもない
保存したノートはあとで見返すときも検索をかければ一発で該当記事がピックアップされる
これだけ見てもメリットが沢山あるのだ
僕は実際に初期の挫折後にこのEvernoteで行うゼロ秒思考トレーニングを行い、2ヶ月ほどで無事習慣化することができた
なので挫折してしまった方には、最初の導入部のみ、このEvernoteを使うやり方を実践してみてほしい!
ただ、このEvernote×ゼロ秒思考の組み合わせにもデメリットが存在する
それは「文字入力の作業に意識を奪われてしまいがちである」という点だ
要は入力作業(入力動作、誤字、変換ミス等も含む)が気になって、100%脳が思考のみに集中しているとは思えないということ
ゼロ秒思考はなるべく脳がフリー、すなわち脳が遊んでいるような、アイデアがポンポン思いつくような状況で行いたい
しかし、文字の入力作業や変換作業に気を取られてしまい、思考の邪魔をしているように感じる場面もある
実際今日久しぶりにEvernoteのやり方をトライしてみたが、紙にメモ書きをしているときと比較すると、箇条書きをしているときの集中の密度が違うように僕自身は感じる
だから最終的にはA4紙への切り替えを推奨します!!
僕の考える「挫折しないゼロ秒思考トレーニング」の方法をまとめると・・・
①ゼロ秒思考トレーニング開始時はEvernoteでメモ書きを行う
↓
②電車内などのスキマ時間でEvernoteを立ち上げ、遊び感覚でトレーニングをやってみる
↓
③効果を感じるまでEvernote×ゼロ秒思考の組合わせで継続する(目安は一カ月、300枚以上)
↓
④効果を実感し、かつ習慣化した時点で、A4紙へのメモ書きも徐々に試してみる
↓
⑤比較のため、Evernoteで行うメモ入力を行った後に、同じテーマでA4用紙へのメモ書きを実施してみる
↓
⑥A4用紙へのメモ書きの方が思考が加速し、より深く考えられると実感できたらEvernoteからA4用紙へのメモ書きへ完全に切り替える
以上です!!
僕が一番伝えたいのは、まずはなによりも「継続する」ということが大事だということ
継続して「効果」が実感できれば、「もっといいやり方はあるか?」という考えにいたると思う
そしてそこまでくれば、スマホでの文字入力の作業が思考の邪魔をし、煩わしく思える境地まで来ると思う
そしたらその時が一番自然な切り替え時だろう
まずは実践!そして継続!
この二つを達成するため、「evernote×ゼロ秒思考」の組み合わせを紹介させていただきました
もし過去に挫折してしまった人がいたらぜひ試してみてください
きっと楽しく継続することができると思います
少しでもお役に立てれば幸いです
それじゃまた!!!!