一人旅〜愛媛・道後温泉編〜
ああ
今日こそ・・
今日こそ筋肉痛がやばい・・
足が自分の足じゃないみたいだ
今日の目的地は愛媛・道後温泉
高知に別れを告げ電車で松山へ
松山に向かう途中
古き良き街並みが残ると言われる内子町で下車
町内をゆっくり自転車でめぐる
昔ながらの白塗りの壁が施された家々が立ち並んでいる
こちらは床屋さんらしい
なんともオシャレだ
軒先にはポップコーンの種になるトウモロコシが何気なく干されていた
時間がゆっくり流れているいい街だった
ここでせっかく愛媛に来たので何か名物を!と思い調べてみると
「鯛めし」というやつが名物らしい
名前からして美味しそうでないか!!
早速近くのお店へ入り鯛めしをオーダー
てでーん!
燦々と輝く鯛!
身はプリプリ
鯛の旨味とタレの相性も抜群!
うひゃーうまいわ!
高知でたくさん新鮮な魚介類を食べて来たけど
愛媛も負けてないねー!
こりゃうまいわ!!
超絶美味な鯛めしに大満足になったところで内子町を後にし松山へ
松山城は遠目から見るだけ
今回の目的地は道後温泉だからね
城下の街中にはたくさんの飲食店が軒を連ねていた
その中でなんとも言えないみかん一色のお店へ
愛媛といえばみかん!
なんでも愛媛には蛇口をひねるとみかんジュースが出てくる水道があるらしい
そんなみかん県・愛媛のプライドを感じるこちらのお店
みかんジュース、みかんジャム、みかんドレッシング、みかんタオル、みかんカレンダーとなんでもござれな状態(笑)
みかんの家系図まで(笑)
僕はというと・・・
みかんビールとジェラートをオーダー
みかんビールは想像と少し違った
みかん風味の飲みやすいビールといった感じであまりみかんが前面に出てはいない
一方でジェラートは激ウマ
みかん県!侮ることなかれ!
その後は自転車を飛ばし道後温泉へ
愛媛の電車やバスはなにかとオレンジ色のものが多い
地域愛を感じるね
駅前のからくり時計
1時間に1度動き出し坊ちゃんなどの愛媛にまつわるストーリーの登場人物を模した人形が踊り出す
中の商店街は賑やかだった
あの有名な千と千尋の神隠しのモデルとなったこの道後温泉本館の建物
この行列がぐるりと建物を一周してました(笑)
僕はというと本館ではなくお隣の椿湯へ
中はGWの影響もあり激混みだった
シャワーを使うにも湯船に入るのも順番待ちの状況
あまりゆっくりくつろげなかった
残念
明日の朝にでもゆっくり入るとするかな
その後は地元の居酒屋へ
このお店が素晴らしかった
料理がまずうまい
こちらは初挑戦の亀の手
貝みたいなコリコリとした食感が新鮮だった
こちらはナマコ酢
うまかった!
てかこのお店何を食べてもうまい
こちらはじゃこ天
そしてカウンターで食べていたら隣にいたご夫婦にすごく仲良くしてもらった
なんでも夫婦二人で山登りに来たらしい
いいねー幸せだねえ
山登りの話や自転車旅の話、お二人の地元大阪の話に司馬遼太郎の話など
話が尽きることがなく
気づいたら時計は23時
時が経つのがあっという間だったな
いやーすごく楽しいひと時だった
最後はお互いの健闘を祈ってお別れした
夫婦二人で山登りかぁ
あんな風に好きな人と暮らせたら最高だね
なんか理想の夫婦像を教えてもらった気がする
一緒に飲めてよかった
僕も一人旅が終わったらまた恋愛も頑張ろう
そんな気になった道後温泉の夜でした
一人旅〜高知・四万十川編〜
今日はいよいよ50キロの道のりを走破する日だ
期待半分
不安半分
朝5時には目が覚めてしまった
一度布団に入るも中々寝付けず
ええーい!行ってしまえ!!
ということで6:30に宿を出発
うぉー!
ここから始まるぜ!
果てしなく広がる自転車道に胸躍らせペダルを漕ぎ始める
朝の静けさの中に小鳥のさえずりが響く
心地良い朝だ
漕ぎ進めて行くとだんだんと緑が深くなって行く
少しずつ四万十川に来たんだなという実感が強くなって行く
そして最初の沈下橋
佐田の沈下橋へと到着
まだ朝靄に包まれて人影はまばら
猫も眠たそうだ
さて、まだまだサイクリングはほんの序盤
どんどん行こう!
だんだんと道が険しくなってくる
なだらかな道が多いとは聞いていたけど案外緩やかな登りが続いてしんどいぞ
お次は三里沈下橋
一本道が美しくのびていく
カメラを構えていると学生とすれ違った
みんな「おはようございます」と元気に挨拶をしてくれた
なんていい子たちなんだ!
やっぱりこんな美しいところで生活していると心まで綺麗になるのだろうか
川面に山の木々が映える
ああ風情があるなあ
道がひらけ目の前に大パノラマが広がる度に感嘆の声をあげてしまう
老後はこういう静かなところで過ごすのもいいなあ
そんなことを考えていると
そろそろ足の方から悲鳴が聞こえて来たではないか
足が明らかに重い
なんというか
平地でも登りに感じるようになって来た(笑)
うぎゃー
やっぱり50キロの道のりは伊達じゃない
スタートから3時間が経過
ゴール地点の江川崎まではあと19キロだ
しかしここからがまたキツかった
道幅は急に狭くなり
それとは対照的に車の往来は増えた
あまりにも狭い道幅ゆえに
車とすれ違う時は一旦止まらざるを得ない
やっとスピードに乗って来たな!と思ったところですれ違いのためにストップ
その繰り返しだ
止まる度にどんどんと足が重くなる
うげー本当にしんどい
お腹も減った・・・
何か食べたい・・・
その時、狭かった道が急にひらけ
道路脇にふと目を向けると
少しばかりの人だかりが目に入った
これはもしや・・・
キターーーーー!!
お茶屋さんではないか!!!
なんて最高の場所にあるんだ
足を止め、コーヒーと饅頭をゲット
岩間沈下橋を一望しながら一服
至福のひと時だ!!
記念に相棒も一緒にパシャり
よしっ!
もうちょっとだ!
長いトンネルを抜けて
段々と街中に入って来た
ゴールが近づいたぞ
なんだか嬉しくもあり
少し寂しくもあるような
最後は余力を振り絞りラストスパート
そして・・・
GOAL!!!
ゴール地点は道の駅 「よって西土佐」
いやー長かった
ちょうどスタートから5時間かかったぜ
5時間ほとんど走りっぱなしだったからお尻が痛い・・・
足も痛い・・・
トイレ行きたい・・・
服も着替えたい・・・
でもやっぱり一番は
お腹減った・・・(笑)
高知名物 ぶしゅかんジュースで乾杯!
くー!!ビールよりうまいんじゃないかこれ?(笑)
そしてランチは四万十牛のカツカレー
あっという間にたいらげ
締めはケーキ!
いやー食べた食べた
その後は午後の陽射しを浴びながらデッキでうたた寝
幸せだ
疲れたしもうカラダは動かない
けれどなんだか心地良い疲れだ
そして何よりこれだけ長い距離を走れたことが自信になった
もうこれで胸を張って自転車旅が好きです!って言える気がする
これからも、もっとこういう非日常的な体験をしたいな
もっとワクワクするような瞬間に出会いたいな
そのためには
こういう経験をするためには
やっぱり行動あるのみだな
出来るか出来ないか
メリットがあるかないか
そんなことを考える前にとりあえずやってみる
それこそが一番大事なんだと今回の四万十川サイクリングで改めて実感した
四万十川 本当に来てよかったよ
明日も頑張ろう!!
お休みなさい
一人旅〜高知・久礼大正町市場編〜
朝起きるとカラダの重さに呆然とした
昨夜のサイクリングの疲れだろうか?
筋肉痛でカラダのいたるところがバキバキだ
今日一日乗り切れるだろうか?
不安に襲われながらも自転車を漕ぎ始める
一度走り始めると思いの外スイスイと進む
高知城を通り過ぎ坂本龍馬が生まれた街・上町へ
坂本龍馬 生誕の地
へぇここで生まれたのか
幕末から150年近く過ぎ辺りの景色は一変しているけれど
その当時はどんな光景だったのだろうと想いを馳せる
せっかくだから当時龍馬が稽古に出向いていたとされる日根野弁治道場の跡地まで歩いてみよう
大通りを一本路地へ入り細い道を歩いて行く
龍馬もこの道を歩いたのかな?
そんなことを考えながら歩いていると
あった!
正直これだけだとよくわからんというのが感想(笑)
気を取り直して自転車を漕ぎ漕ぎ
途中坂本家の跡地を発見
今は喫茶店になっているらしい
残念ながらお店は定休日
また来るとしよう
さて太陽も登ってきて街も活気付いてきた
気分も良くなり自転車は快調に進んで行く
途中街場のパン屋さんによりオニオンチーズブレッドゲット
そのまま最寄の駅へ
無人駅である
なんともノスタルジーな光景が広がる
電車は一時間に一本
せっかくの待ち時間
街のパン屋で買ったオニオンチーズブレッドで腹ごしらえ
うん!うまい
これでまた今日も一日頑張れるぜ!
パンに舌鼓を打っていると同じ電車を待っているオジさんに話しかけられた
「お兄さん自転車旅かい!」と
折り畳み自転車は珍しいのかいろんな人から話しかけられる
旅にはうってつけのアイテムかもしれない
今日は須崎まで電車で行ってそこから久礼まで自転車で行きます!と伝えるとおじさんはびっくりしていた!!
「ひえーー!そんな遠くまで!!」とさ
うーんGoogle mapで見ると自転車で走る距離はせいぜい十数キロだから大丈夫だと思うんだけどなあ・・・
おじさんのリアクションに不安を覚えつつ最後は旅の健闘を祈ってお別れした
やっぱり人との出会いはいい
しみじみと思いつつローカル線に揺られること一時間
電車は須崎駅へ
ここから目的地の久礼大正町市場へは10キロほど
まあ昨日25キロほど走ったから余裕だろうと思って走り出した
しかし、街を抜け少しすると険しい山々が飛び込んできた
これを超えるのか・・・
山の間を縫うように果てしない山道が続いて行く
・・・
完全に舐めていた・・・
視界に映る道は全て上り坂・・・
曲がり角をまがってまた上り坂・・・
トンネルを抜けてさらに上り坂・・・
駅で出会ったおじさんの言葉が脳裏をよぎる
「ひえーー!そんな遠くまで!!」
5キロほど登りが続いただろうか
足からは感覚がなくなり
ひたいからは汗が噴き出してくる
ぐへっ、しんどい
途中で休憩をとり、水分で身体を潤す
ペットボトル一本を一気飲みしてもまだ足りないくらいだ
もうちょっとの辛抱だ
頑張れおれ!
あと5キロ・・・
あと4キロ・・・
だんだんとゴールが近づくにつれ道がひらけてきた
目的地の中土佐の標識
最後の3キロは天国のような下り坂
道行く車もなくこの下り坂を独り占めだ
カラダ全身で感じる風が気持ちいい
あとちょっと
山道も終わった
そしてついに・・・
GOAL!!!
久礼大正町市場だぜ!!
市場自体は大きくないが場内は観光客と地元の人で賑わっていた!
うひゃー美味しそう!
色鮮やかな魚たちに目を奪われる
お腹が減ってきた
なんせあれだけの山を越えてきたのだ
カラダは空腹で限界を迎えていた
市場の最後尾にある鮮魚店へ
このお店ではまず鮮魚店で食べたい魚をチョイス!
そしてその場で新鮮な魚をおろしてくれるのだ
僕はヤガラ、あおりいか、アジをお刺身で!
うはー!
プリプリで最高だ!
アジってこんなにうまいんだ!!
今まで食べてきたアジはなんだったんだ!
そのくらい衝撃的な美味しさだった!
いやーここまできた甲斐があった
大満足で市場を後にしそのまま電車へ
山越えの疲れが出たのか電車の中では爆睡してしまいあまり記憶がない(笑)
目がさめると目的地の中村駅へ到着していた
だめだ
カラダがへとへとだ・・・
街を探索する気力もなくそのままホテルへ
汗だくになったカラダを洗うため
風呂に入るとそこには幸運にも大好きなサウナが!!
サウナ&水風呂のコラボで身体中の疲れを取り除く
結局3セットほどこなしてしまった(笑)
すっかり気分は整い
そのまま夜の街へ
徒歩で近所の居酒屋に入り
一人酒!
鰹のタタキ
ウツボのたたき
あおさの天ぷら
土佐味噌豆腐に、ぶしゅかん酎ハイ
いやーどれも最高にうまい!!
幸せー!!
ああこれだから一人旅はやめられんなあ
明日は四万十川を上流に向かって走る予定
その距離なんと50キロ!
ひぇ・・・
どうなることやら
うむ。
まあなんとかなるだろう(笑)
ということで明日に万全を期すべく今日は早めに寝ます
お休みなさい!
一人旅〜高知・ひろめ市場・桂浜編〜
今年も一人旅の季節がやってきた
毎年春になると旅に出たくて心がウズウズしてくる
そして今回の一人旅はいつもとひと味違う
そう!人生初の自転車旅なのである!!
相棒の自転車とともに新幹線に乗り
山を越え
谷を越え
海を越え
やってきたのは四国・高知県!!!
駅を降りると広がるのは南国のような陽気だ
早速自転車をスタンバイしレッツゴー!
走り出すと柔らかな風が頬を撫でていく
通りにはヤシの木が並び
どこか異国に来たみたいだ
トロトロ走っていると道ばたにアンパンマン発見!
そういえば列車の発車メロディーもアンパンマンの歌だったな・・・
うむ・・・何故だろう
そう思い調べてみるとここ高知はアンパンマンの作者・やなせたかしさんの故郷だということがわかった
やなせたかしさんのミュージアムもあるらしい
将来彼女が出来て結婚して子供が出来たら連れてってあげよう!!!
閑話休題(笑)
さて、自転車を漕いで向かった先はそう!
高知が誇るひろめ市場!!!
場内は人ごみで溢れ凄まじい活気だ!
見渡す限りの海の幸たち
うひゃー!テンションが上がる
僕はというと
馬刺し
そして鰹のタタキをゲット!!
うはー!肉厚でプリプリ!
やっぱり採れたての鰹はうまい!
大満足で市場を後にして坂本龍馬記念館へ走り始める
何を隠そう僕は坂本龍馬が大好き
司馬遼太郎作の「竜馬がゆく」を読んでから
彼の人間性や考え方など参考にできる部分を真似したりしているくらいだ
あの激動の幕末の最中
世はまだ鎖国か開国かで二分され
ほとんどの武士は国のことなど考えず、己の藩のことのみを考えていた中で
坂本龍馬は一人
日本人としてどうあるべきか?
日本はこれからどうして行くべきか?
という大きな視点で物事を考えていたという
そんな彼のルーツに少しでも触れてみたいと思い
今回の旅はここ高知を行き先に選んだのだった
街を抜け
川を超え
トンネルを抜け
自転車は走る
額には汗が滲み
春の陽射しが暑いくらいだ
心はすごくドキドキしている
なんというか無条件で楽しいのだ
ずっとこういう旅がしたかった
自分の足で
自分の力で
目的地に向かって行くという感覚はどこか子供の頃の冒険みたいでワクワクが止まらない
20代後半になって恥ずかしいけど
自転車を漕ぎながら気がつくと大声で歌っていた
大通りを抜けるとやっと海が見えて来た!
うひゃー!
潮の香りがなんとも刺激的だ!
目的地までもうちょっと!!
途中自転車道沿いの花が目にとまり一休み
色鮮やかなお花たちに癒されたところで再出発!
いやー!
遠いぜ!
でもあとちょっとだ!
頑張れ!
その時であった
衝撃的な光景を目の当たりにしてしまった
坂本龍馬記念館 リニューアルのため休館中
休館中・
休館中・・
休館中・・・
ええええええええええ!!!!!
なんのために高知まで来たんだよ(涙)
足が止まり疲れがどっと溢れて来た
途方にくれ一人海辺でたそがれる・・・
ああ・・・
もっとちゃんと確認してからくるべきだった(反省)
傷心中の心に波音が優しく響く
ああ・・・
きっと坂本龍馬もこの海を見ながら
もしかしたら物思いにふけていたことがあるかもしれない
そう思えば僕もかつての龍馬みたいにここ高知で太平洋を眺めながら物思いにふけている
ふむ!そういう意味では龍馬のルーツに触れられたのではないか!
うむ!
ということで強引に自分を納得させ
また走り始めた
目指すは桂浜!
曲がりくねった道を抜けると
そこには絶景が広がっていた!
やっぱり自転車旅は良い!
そう思えた瞬間だった
アップダウンの激しい坂を走破し
やっと到着!
生で見た坂本龍馬像はなんか逆光でよく見えなかった(笑)
あの小説・竜馬がゆくで度々登場するこの桂浜に今自分もいるのだとおもうとどこか感慨深いものがある
高知名物アイスクリンをゲット
疲れた体に染みる優しい味わいだ
しばらく桂浜で黄昏ていざ帰路へ
陽が少しずつ沈んで行く
街が夕暮れに包まれて行く
こんなに走ったのはいつ以来だろう
きっと部活に一生懸命だった高校時代以来かもしれない
背中はリュックの重みで痛いし
急勾配の坂の連続で足はパンパン
でもどこか気持ちいい疲れだ
ヘロヘロになりながらホテルに到着し夜の街へ
フラフラになりながら歩いていると
美人な女将さんに声を掛けられた
「高知の美味しいものを取り揃えております。よろしければいかがですか?」
その後のことはよく覚えていない(笑)
気がついたらカウンターに座り
ビールを浴びるように飲んでいた
こんなに乾いた身体には
ビールしかない!(笑)
そして料理に舌鼓
塩で頂く鰹のタタキ
これもまた美味だ!!
四万十鶏の炙り
柚子胡椒との相性が抜群
ウツボの唐揚げ
いやービールが進むね!
カウンターに案内してもらったおかげでお店の大将との会話に花が咲いた
偶然にも同じ故郷出身だということもわかり地元トークで盛り上がった
やっぱり旅の醍醐味は人との出会いにつきる
今日もたくさんの人の優しさに触れた
まだ一人旅初日だけどなんだか今日だけでもう旅が終わっても良いくらい幸せだ
明日はどんな旅になるだろう
楽しみだ!!
お休みなさい
ランニングはいいぞ!!
ランニングにはまってしまった
ふと急に走りたくなって今月から始めたランニング
それからというもの週2〜3回程
早朝に走っている
本当はもっと走りたいけど
継続するためのコツ
”始めに頑張りすぎてはダメ”
というやつを律儀に守っている
朝のランニングは気持ちい
まだ人通りの少ない街中をゆっくりと走っていく
始めはジョギング
車の往来もなく澄んだ空気の中
聞こえるのは自分の呼吸と足音のみ
自分の身体に耳を傾けながら徐々にペースを上げていく
少しずつ息が乱れ始め、身体が汗ばんでくる
それでもそんな少しの苦しさが心地よかったりする
あとはただただ
走って
走って
走るだけ
半分眠った街の中で自分だけが先をいっているような
そんな感覚に陥りながら
街を抜け、川沿いを通り、最後は一直線の林道へ
300mはあろうかというその道を最後はラストスパート
そこにゴールテープはないが
自分だけがひそかに決めたゴールラインがある
最後の力を振り絞り駆け抜ける
ゴーーーール !!!
程よい息切れが心地良い
やがて息苦しさから抜けるとそこには圧倒的な爽快感が待っている
何とも形容できない高揚感が身体を包む
ただただ気持ち良い
少しフラつきながらも家までの道のりを歩く
身体に流し込んだ水がすみずみまで染み渡っていくのを感じる
ここから僕の一日が始まる
頭も身体も完全に目を覚まし
朝からフルスロットルで動き出せるようになった
家に帰りシャワーを浴び身支度を整えていざ出勤
家から駅までの道程
今までは頭を叩き起こすため何となく聞いていた音楽を止め
今では英語のポッドキャストやオーディオブックを聞くようになった
スヤスヤと眠りについていた朝の通勤電車も、お気に入りの本を読むようになった
エッセイを読んだり、小説を読んだり、洋書を読んだり
朝のスッキリとした頭にストーリーがすんなりと入ってくる
おかげでストーリーにのめり込みすぎて何回か駅を降り過ごしそうになるほどだ
そしてそのままのフロー状態で仕事に入っていく
身体は完全に目覚め、始業からフルスピードで仕事に取り掛かっていく
ランニングのおかげで頭も冴えているから、資料の作成のアイデアも浮かんでくるようになったし
少しネガティヴに思う案件も
”まあやってみるか”
と思えるようになる
ランニングが心まで前向きにしてくれるようだ
走り始めてからつくづく思うことがある
それは
”心と身体はつながっている”
ということ
”健全な精神は健全な肉体に宿る”
そんな言葉を身を以て実感するようになった
おかげで随分とポジティブになった
仕事の効率もあがり、最近は定時頃には会社をあとにしている
家に帰ってからも時間がたっぷりとあるし、今までは夜に時間を割いていた読書と英語学習はもう朝の時点で終わっている
おかげで夜の時間を存分に好きに使えるようになった
最高だ!
さて
僕はというと肝心なその夜の時間をyoutube鑑賞に費やしている・・・
THE ダメ人間である
youtubeのおかげで乃木坂46が好きになった
メンバーの顔は全員覚えたし
ライブの映像も多分全部見た
乃木坂46だけのプレイリストも作ってしまった
あとはもうライブに行くだけ
ランニングのおかげで僕は
英語力が少しあがり
読書量が増え
仕事の効率もあがり
アイドルにはまってしまった
本当にいいことづくめである
あとは童貞を卒業するだけなのだが
乃木坂46のおかげで女性のルックスに対するハードルがガンガン上がってしまい、むしろどんどん卒業が遠ざかるばかりだ
こりゃいかん・・・
でも好きなものは好きなのだ
この気持ちに嘘はつけない
まあどうにかなるだろう
困った時はまた走って考えるとしよう
ということで僕が言いたかったのはひとつだけ
「ランニングはいいぞ!!」
そんじゃ!!
相棒Getだぜ!!
街では桜が満開になり
道行く新入生や新入社員の姿に
春の訪れを感じる今日この頃
僕もカメラ、ランニングと新しいことにどんどん挑戦している
一度やり始めてみると案外どっぷりハマっていく自分に気づく
カメラはスマホや本と同じくらい外出時の必需品になったし
ランニングはまだ始めたばかりだけど朝 or 夜に週3回程走ってます
今日もこのブログを書いたら走りに行く予定
やっぱり出来る or 出来ないを考えるよりまずやってみることが大事なんだと痛感する
だからまずやってみる!
ダメだったらまたその時に考える
何をやるにも理屈をつけてメリットデメリットばかり考えていた昔の自分に教えてあげたい
やってみれば見えなかった世界に気づくし、そこからまた新たな世界に繋がるよと
そんな風に思う今日この頃ですが
最近になって実はもう一つやりたいことができました!
それはスバリ「自転車旅」!!!
今までひとり旅が結構好きで日本全国色々なところに行ってみたけれど、いずれも観光地化されたところが多かった
でも本当は観光地化されたところ以外の、そこに住む地元の人たちの生の空気を感じられるところにも行きたいなと思っていた
でもそういうところに行くには徒歩だと難しいし、地元の交通機関も未発達だったりと何かと行動範囲が限られる
そこで!よしっ!自転車で旅をしようと思いました!(笑)
昔から自転車で日本一周とかしている人に憧れがあったので、この際自分もやってみようと
まあ途中で心折れたらその時に考えます(笑)
まずやってみる!
そのスタンスでいきます!
それで早速なんですが
自転車買っちゃいました(笑)
じゃじゃーん!
英国発祥の折り畳み自転車
その名はBrompton
この自転車
乗ってみると分かりますがまず普通の自転車より速いです!
普通の自転車が一漕ぎ5mくらいのところ、このBromptonだと6〜7mくらい走ります!
そして何と言ってもコンパクト
折り畳みとこんなに小さくなります
畳んで専用のカバーをつければ電車内にも持ち込めます
目的地の近くまで電車で行って、そこから自転車で色々なところを走ることも出来ます
あと何と言ってもカッコいいです!!
桜並木でパシャり
これなら僕の旅のスタンスにもマッチすると思い即購入しました!
ということで今年のGWは自転車旅に決定!!
さて、後はどこに行くかだな
うーん、もうちょい考えてみよう
あっ!あとこれから泊まる宿も探さなきゃ
うむ。やることいっぱいだな(*_*)
まあなんとかなるでしょう!
では、ランニングに行ってきます!!!
人はなぜ走るのか
蕾だった桜も花を咲かせ
いよいよ春の訪れを感じる今日この頃
僕はといえば相変わらず童貞ですが
自分なりにマイペースで頑張っています
以前にも触れましたが
当面は出会いの場に行くのはやめて
ひたすらに自分の好きなこと
やりたいことをやってみようと
春先まではそうしようと心に決めて過ごして来たわけですが
そうやって心の赴くままに過ごしてきた中で
なんとなく自分自身も成長したかなという実感もあります
とりあえず生活の中心は読書
これは今までと変わらず
そして新しいことを始めるための時間を捻出するため、思い切って英語学習とサウナの時間を最小限に抑えるようにした
これはあくまで一時的
いずれはまた生活の中心に据えようと思います
そして新たに始めたことといえばカメラ
このカメラとの出会いは僕にとって非常に大きいものだった
最初は何気なくカメラ片手に近所をフラフラする程度だったけど
今では色々な撮影スポットに出かけるようになった
出かけた先でカメラをふと写真を撮るのではなく
写真を撮るために出かけることもしばしば
今ではカメラ無しでの生活は考えられない
それくらい僕にとっては日常の大きなウェイトを占めるものになった
やっぱり何かを始めるというのは楽しい
単純に知らない世界を知って行くその過程にドキドキする
視野が広がり、今まで見逃していた世界に気づくようになる
例えばカメラを始めてから四季の移ろいに敏感になった
いつもの駅までの道のり
路肩に咲く花々
その美しさやに目を奪われるようになった
身近にこんな素晴らしいものがあるなんてカメラを始める前には気がつかなかった
そしてきっと同じことが他の物事に対しても言えるのだろうなと思う
何か新しいことを始めれば
きっとまた新たな世界に出会い
今までの日常がまた違った風に見えるのだろう
今はそんな生活が面白い
せっかくこんな風に思えるのだから
もっともっといろんなことをやってみようと思う
やりたいこと
やりたかったこと
少しでも心に引っかかるものがあれば
心引かれる何かがあれば
心の赴くままにやってみよう
ということで
これからランニングに行って来ます
昨日から思いつきで始めたランニング
理由は特にないけれど
なんとなく走りたいと思ったのです
走りたい時が走り時
心の赴くままにやってみる
そんな風に毎日を過ごしていきたいです
それでは行ってきます!